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文鳥たちとカミさんの家庭で感じたことを書いてます。
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 ■接待 3

 Kさんをまた接待です。

 9月末ということで、来期(下期)もよろしく。の意味です。

 今回はウチの営業の若造も一緒です。

 つーか、本来、営業のお前のお客だろー、

 なんで私が、いつもKさんの接待してるよっ!

 

 で、普通は一軒で終るのですが、ウチの若造、

 「Kさん、次、女の子のいる店、どーすか?」と。

 これか?

 これなのか?久々にこいつが来た訳は。

 若造に「私は、これで帰っていいよな」と言うと

 「部長にしっかり接待してこいって言われてるんすよ。

 美人ぞろいの店知ってますから。」

 と、続けて小声で

 「女の子にKさんの相手してもらえば、ね!」と。

 

 私、Kさんを振り返り、

 「行きますか!Kさん!」

 

 と、言いながら、女の子のいる店って

 気が進まないんですけどね。私。

 ホントだって。

 

 キャバクラ…

 来ました。で、入り、席に着き、女の子が。

 こんなもんか…。

 まっ、場所が、六本木やらじゃないからね。

 (って、六本木の店ってのも知らんけどナ)

 

 ウチの若造は慣れてるのか、はしゃぎまくってます。

 カンぺキに接待忘れてます。こいつ。

 私はというと、

 「素敵なドレスですね」とか、

 「あっ、大変ですね〜」とか、

 そうなんです。

 人見知りの私は

 気を使って別に面白くないんです。

 気いー使って、金使って、どーよ。って感じです。

 

 Kさんは、と見ると、黙々と飲んでます。

 エミとかいう女の子が横にいます。

 わ〜、接待にならねーよ。

 そこの女!愛想つかえ!

 Kさん、女越しに、私に

 「そういえば、文鳥、増えました?」

 女〜!お前が相手しないから

 話ふられたぞー。

 「いや、まだ増えてないんですよ」と、しかたなくお相手。

 すると、その女、エミが

 「何の話〜?男同士で〜。愛人でも増やすの〜、キャハッ!」

 何言ってやがる!

 おめ〜が話題つくんないからだろ!

 「いや、こっちの話だから」と、Kさん。

 女「え〜私つまんな〜い。楽しくな〜い。

 あんまし、エミの方見ないし〜

 エミがきれいすぎて見れないのかなっ、キャハッ!」

 

 グ〜でなぐりてぇ〜、この女。

 

 するとKさん「どうして、お金を払ってる僕達が

 あなたを楽しませなくてはならないんです?訳言って下さいよ」

 言ったー! Kさんキャラ、出てきたぞー!

 そうだー!

 今日のKさんは買いだぞー。

 Kさん「僕、こっちで鳥の話をしたいんですよ」

 それはしたくない…。

 女「え〜。信じらんない〜、女の子口説かないの?

 こーゆーとこ来て、男同士で話してたら、もったいなくない?」

 そーかもしれん。

 Kさん「僕、口説くとか苦手じゃないですか。

 なんで初めてあった子にしなきゃならないんです?」

 訳分んなくなったぞー、Kさん。

 Kさん「ここは口説かなきゃいけない場所なんですか?

 鳥の話とかじゃまずいんですか?」

 …なんかケンカ売ってません?女相手に?

 

 女「恐いぃ!ここ時間制だしぃ、

 女の子と話さないんならムダじゃない?って」

 Kさん「ムダか、ムダじゃないかはお金払う僕の問題でしょ!」

 Kさん、あんた、お金払わないから〜。

 接待受けてる側ですから〜。

 女「あ〜あ、そろそろ時間かなぁ」

 ん、なにしに来たのか分らなくなりましたが

 向うで、はしゃいでる若造に帰ろう、

 と合図をしようとしたら、Kさん

 

 「延長して、説教しますか!」

 

 まだ居たいのかー?!

 これで楽しいのか?!

 

 

 ある意味、お店の思うつぼ!

 

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