■CD-R
仕事がらカメラマンともつき合いがあります。
「昨日、風俗嬢の撮影だったんスよ、急にたのまれて」
と、仕事の合間にカメラマンが話しかけてきました。
(ここで、ひいた人、読んでくれなくていいです)
「…そ、そう…」答えようがなく、私。
「あっ、好きっスか!CD-Rに焼きましょうか?」
今どきはプロもデジカメ(高価)、パソコンを取り出し、
「裸もあんだけ見ると、飽きるっスよ。はい!」
(ここで、ひいた人、読まんでいい!)
差し出されたCD-R…。
「いいって、いいヨ、 いいの?」
「変換してないんで、データ重いっスよ」
別の意味で重いっス。
ラベルに手書きで…。
風俗、桜前線。
……春です。
せっかくですが、私、見れませんし…。
今どきパソコン持ってない貴重な人種です。
うちにあるのは、カミさんの1台だけ。
別にそれほど興味ないし…。(ホントか〜)
その晩…。
ウチで、夕飯後の文鳥タイム。
(文鳥をカゴから出して、カミさんの癒され時間)
今は、かわいい若手、クルミ、ロールがカミさんの手に。
「明日、美容院いこうかな…。のびちゃったし…」
と、かミさん。
明日は日曜日。
ん?これは…チャンスか〜
留守中、カミさんのパソコンで…
…冷静に「2時間ぐらいかかるんだっけ?」と私。
「カラーリングもするし、3時間ぐらいかな〜」
ビッグチャンス!
って、なにH画像見ることにもりあがってんの。
高校生ですか、私。
「あっ、耳の近くにニキビできてる」
と、突然カミさん。あ〜?ニキビと呼ばないですから、もう。
「シャンプー、ニキビにしみるかなー」
ふきでもの…、突っ込みも忘れて、
「だいじょうぶだって!」
と、その時、
クルミがそこ一点をめがけ、くちばしで、
ツンッ!
すかさず、我負けじと、ロールも
ツンッ!
「いたーい!!」
カミさん、美容院行きませんでした。
まだ見ぬ、CD-Rは机の奥底に…。別に見たくないモン。ヶッ!
(……でも、私の味方の文鳥っていないのか〜?……)
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