■手乗りの稽古
さっぱりダンナになつかね〜よ。ノエル。
手に乗らねーし。
そんなこっちゃ立派な手乗りアイドルになれねーぞ!
(あ、なる気ないですか、あーそうですか)
ダンナが手を出すと、いや〜、と飛び立ち、
カミさんの肩に、手に、逃げます。
「エサで釣ってみようか?」
と、カミさん、ダンナの手にエサを乗っけて、
そっと、ノエルを近付けます。
ノエル、ぎゅ〜と首を伸ばして、エサを取ろうとするが
足はカミさんの指先で踏ん張ってる。
(土俵際の相撲取り?)
で、ダンナの指にちょんと触った!
いや〜!と、飛んでく。
そこまで、いやか? ○| ̄|_
「エサは小さいからティッシュにしてみようか」と、カミさん。
文鳥、ティッシュでは、良く遊びます。
カミさん、ダンナの手にまるまったティッシュを乗せて、もう一度。
ノエル、遊びたいのか恐る恐るティッシュに近づく。
ティッシュにバフッと。
乗った、ダンナの手に!
おおおおお、
やりました。数秒だけどノエル、ダンナの手に乗りました。
大きな一歩です。
可愛い〜!
と、喜んでいるダンナにカミさん
「ティッシュ捨ててね」
ん?
そういえば、ちょっと湿ってる…
あっ!さっき鼻かんでたろー!
「ちょっと拭いただけよ」
おい!
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