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2006/04/09

ダンナの小部屋
文鳥たちとカミさんの家庭で感じたことを書いてます。
ご感想を掲示板にてお待ちしてます♪
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 ■シャックリ

 

 ダンナ、帰宅です。

 「ただいまー、…ヒック」

 そう、夕方からシャックリか止まりません。

 

 「シャックリ?」と、カミさん。

 「ん、おどかしてみて」と、ダンナ。

 

 「わっ!」

 

 ?…ばか?

 面と向かって、言って、驚く訳ないでしょ。

 

 「えっと、最近、頭うすくなってない?」

 「え!、…ヒック」

 「だめか、あと、最近オヤジ臭いよ」

 「はぁ?…ヒック」

 

 おい、今だとばかり言ってるだろ!

 て、いうか、へこましてどーする。

 

 「え〜と、じゃ、もう、あなたとはやっていけない、離婚して!」

 「じゃ」ってなに、セリフ棒読みだし。

 「あら、まんざらウソでもないんだけど」

 

 「!…ヒック!」

 

 き、着替えてきます。

 

 「そー言えばさ、ダンナの小部屋の私って、すっごいかんじ悪くない?」

 と、着替え中のダンナに話しかけるカミさん。

 そんなもんだよ。

 「そんなことないよ、次はいいカミさんの話にするから」

 と、食卓につくと、カミさん、

 「あのね、まだ鳥かご、見てないよね、

  今朝からキャラメル、元気ないの、だめかも」

 えっ!と、カゴに行きます。

 

 「キャラメル?」

 

 ピヨ!

 

 「元気じゃない、も〜、冗談やめて、

  …

  あっ、止まったかも、シャックリ。

  んっと、話書こうか、

  カミさん、一生懸命、シャックリ止めてくれた事。

  いいカミさんでしょって…」

 

 と、振り向くと、

 

 カミさん、涙目…?

 

 自分で言って、何悲しくなってんの?

 

 (おばか?)

 

 

 んと、

 ほら、優しいカミさんでしょ。

 

 (おばか?)

 

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