■携帯電話

　ダンナ、携帯電話をずっと持たずにきたのですが、

　公衆電話も町中に少なくなったし、

　必要かなっと、今頃になって、携帯デビューです。

　うわぁ、いろいろ出来るのね。

　むっ、フォトにムービーですか。

　まわりを見渡す…。

　ん、文鳥を撮ろう。

　携帯を文鳥に向けます。

　いや〜、と、バサ、バサ、バサ！

　おう、10羽全員がカゴの中で暴れます。

　「なに、いじめてんの！」

　と、カミさん飛んできました。

　「いや、そーじゃなく、撮りたくて…」

　「見慣れないもの出されちゃ驚くでしょ。

　　慣らさないと、無理よ」

　ほ〜、そうか、慣らそう。

　と、文鳥達のカゴの前に

　見えるように携帯を置いときます。

　「ほら、恐くないよ〜」

　1時間後、携帯を取って、向けてみる。

　バサ、バサ、バサ！

　ちっ。

　1日中置いて、挑戦…

　バサ、バサ、バサ！

　だめか。

　2日間…

　バサ、バサ、バサ！

　まだか。

　3日目…

　って、おい！

　携帯、ウチに置きっぱなしでどーする！

　つーか、その3日間、誰からもかかってこねー＿|￣|○

　　友だちいないの？　携帯いらないんじゃない？

　(ノ-_-)ノ ~┻━┻　やかましい！