■インターホン
ウチ、集合住宅です。
確か規約に、イヌ、ネコだめ、小鳥、OKとありました。
たぶん、隣近所にご迷惑をかけない程度の小動物ならOKなのでしょう。
ハムスターとかナ。
文鳥。
ん、小さい。迷惑じゃないよな。
ウチ、8羽。
めいわくかぁ〜!
多いのはだめかなぁ?
で、なるべくバレないように人を入れません。
ガス機具の検査です、とか
台所の排水修理です、とか
しょうがない時は
見えない部屋へ移動させます。
文鳥大移動!てな感じ。
そんな時以外、ドアさえ開けずに
インターホンで済まします。
けっこうです、とか、
ポストへ入れておいて下さい、とかね。
でも、後ろで、文鳥たちが、ピヨピヨ!
インターホン越しに聞こえちゃって、
チクられるかも〜と、いつも不安。
日曜日の昼のこと。
ピンポ〜ン!と。
文鳥たち、反応してピヨピヨ!
ん?誰か来た?
「…はい」カミさん、インターホンにでました。
「○○裕介です!」と、小さそうな子供の元気な声らしい。
「なんでしょう?」と、カミさん、知らない子の様子。
「○○裕介です!」
…?
「何の用です?」
「○○裕介です!」元気に名前しか言わない。
「少しドア開けて出てみたら?」と私。
「知らない子だし、いたずらっぽいし、
開けたら文鳥の声聞こえちゃうって。子供って、何でも言いふらすじゃない」
また、「○○裕介です!」
カミさん、いらいらしてきたらしく
ずんずんドアに向かい歩いて行き
バーンとドア全開にして
「なんなの?!」と上から見下ろし威嚇した!
ん?お子ちゃん、ドアの前から去った様子。
「何だった?」私。
「お隣の子の友達だって、間違えたみたい」
おい、そんな子脅してどーするよ。
「ビクッっとして、ごめんなさいだって、勝ったワ!」
って、勝ち負けか?
文鳥、見つからないこと、より、むかつきが勝った、カミさんでした。
|