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2006/03/21

ダンナの小部屋
文鳥たちとカミさんの家庭で感じたことを書いてます。
ご感想を掲示板にてお待ちしてます♪
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 ■動物病院

 

 ずいぶん前、動物病院へカミさんと行った時の事です。

 文鳥たちの診察は終り、お薬を待っていました。

 

 受付で、若い茶髪のお兄さんが、

 なにやら、込み入っている様子。

 

 お兄さん、デザート用ぐらいのタッパーを出し、

 開けると中は、小桜インコ。

 タッパー? いや、いいけど、

 それ、ちっちゃくね?

 

 受付の看護婦さん、「どうしました?」

 お兄さん「くちばし、足…」

 「くちばし、足…が?」

 「悪い」

 「…」

 

 私はなにげなく聞いていたんですが、

 カミさんが、横でいらいらしてるう〜。

 「どう悪いか、症状でしょ…」

 そう、あの看護婦さんが話終らないと、

 ウチのお薬取ってきてくれません。

 

 で、端には、じーちゃんと老犬(すごい皮膚病)

 カミさんも、ちらっと見て、私に。

 「イヌ好きでも絶対、触らないでよ

  触ったら、一緒に帰らないわよ」

 

 …いや、ダンナ、子供じゃないからひとりで帰れるんですけど…。

 

 受付では、まだ看護婦さんとお兄さん

 看護婦さん「え〜、おいくつですか?」

 「知らない、もらった」

 「…もらって来た時は?どれくらいの子でした?」

 「飛んでた」

 「…」

 

 話がかみあわな〜い!

 通訳してあげたくなるほどカミさんが、ますますいらいら

 「来た時に一人餌してたか、どうかとかさ、あー、」

 

 すると、となりにいた、おばさんとネコ。

 「静かにしなきゃ、だめよ〜、ほらほら」

 と、おばさん、ネコをカゴから出してます。

 って、ネコ、カミさんの方来るうー!

 カミさん、鳥カゴを持って立ち上がる。

 

 「寺ピンさ〜ん」

 お兄さんとの話が終ったらしく呼ばれ、

 会計を済まして外へ出ます。

 

 しばらく無言で歩いてます。

 と、突然立ち止まって、カミさん

 

 「動物病院だからってな!

  みんなあったかい目で見てると思うなよ!」

 

 うあちっ!

 なに唐突に、ダンナが怒られてんの?!

 

 

 いや、んと、えーと…、

 

 

 ダンナは

 

 …きれてないよ。

 

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